[果樹園記録] りんごの花摘み 体験レポート

こんにちは!
みやごスタッフ Kです。

今年は5月になっても寒い日続き、
例年よりりんごの成長が遅くて心配だったのですが、ようやく暖かくなってきました。
ジンギスカンパーティーの時はまだ蕾だったりんごの花が
あっという間に散り始め、花摘みから実すぐりに変わり作業に追われる日々となりました。

私たちスタッフがオーナーになっているつがるりんごの木も
花摘み作業ができる時期になったので
おおいそぎでスタッフたちがかけつけ、花摘み体験をさせていただきました!


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初心者オーナーのわたしたちに丁寧に花摘みの仕方を説明してくれる宮後さん。

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りんごの花は、このように1房に5~6個の花が咲いています。
早く廻りの側花を摘み取ることで、残った中心花に栄養が集中し、
より大きな実に成長します。

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中心花(ちゅうしんか)を残して周りの花(側花)はプチっと取ってしまいます。

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摘花作業
美味しいりんごを毎年安定的にならすために行います。
冬の間、貯蔵していた養分を使い開花したりんごの花は、中心花だけを残して側花を摘み取り、養分を集中させ、発育を助けます。
また、昨年伸びた長い2年枝や枝の裏花などは全部摘み取ります。

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と、簡単に書いていますが、たくさんの花を前に
これは取る花だ、これは残す花だ、と判断するのはとても難しい!
スタッフたち、本日は3人で作業を行いましたが
1本の木の花摘み作業を終えるのに、3時間もかかってしまいました…。

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黙々と花摘みをするスタッフ。
脚立は必需品です。

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花を摘まれてさっぱりした私たちスタッフのつがるの木。

みやご果樹園にはまだまだまだまだたくさんのりんごの木があります。
花摘み時には、多くの方々に協力してもらい作業するそうです。
また、花摘み後には「摘果」といった、さらに品質の良いりんごにする作業もあり、おおいそがし!

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摘果作業
実が多すぎると全体的に小粒になってしまうので、樹勢や品種などをみながら形の悪い実、つるの細い実、小さい実などを取り、間隔も開けて適正な数に仕上げていきます。(1個のりんごに必要な葉は50~60枚ほどなのです)結実後30日以内の終了を目指しています。

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おいしいりんごができるまでの、なかなか知ることができないことを
これからたくさんレポートしていきたいと思います。

みやごスタッフ K

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